ノルバスク錠を処方されたら

ノルバスク錠は、高血圧や狭心症の方に処方されるお薬で、ファイザー株式会社が製造販売しています。

血管の平滑筋にあるカルシウムチャネルの機能を阻害して、細胞内へ流入するカルシウムを減少させることにより、血管の拡張作用を促す薬剤です。

その結果、冠血管や末梢血管などを弛緩させることで、血圧を下げるという効果を得られます。
その効果は、比較的時間をかけてゆっくりとあらわれるため、すぐにでも血圧をさげたい場合には適しません。

ノルバスク錠は白色のフィルムコート錠で、2.5ミリグラムから10ミリグラムまでの4規格となっています。

高血圧の処方では、一般的に成人の場合は、2.5から5ミリグラムを1回に0.5から1錠1日1回服用しますが、症状によって服用量は増減します。
狭心症の場合も、5ミリグラム1回1錠を1日1回服用しますが、適宜その服用量は症状によって増減します。
この薬は、1日に2回飲むことは危険とされており、飲み忘れたかどうかが不明な場合は、翌日の指示された時間に飲むようになります。

また、グレープフルーツによって、作用が強くでるケースもあるため、服用時前後には、摂取をさけることをおすすめします。

主な副作用としては、ほてりやめまい、ふらつきや頭痛、頭重、動悸や浮腫などがあげられていますが、一番高い可能性のあるほてりの副作用でも、0.8パーセントのため、比較的副作用は少ない薬とも言えます。

また、カルシウム拮抗剤共通の副作用として、歯肉肥大となるケースもあります。

服用後に気になる症状を感じた場合は、速やかに病院や処方された薬局などに問い合わせることが大切です。
自己判断で服用を中止することで、治療中の症状に大きな影響を及ぼす可能性もあるからです。